セカンドオピニオン・事前診断
地盤調査の前に
事前診断は地盤調査とは異なります。実際に機材を用いて土地を掘削するなどして調査を行うのとは異なり、データなどを分析することで地盤の状態を診断する方法です。
旧地形図や古地図から地歴を調べたり、宅地造成時の土地開発の状況などを過去にさかのぼって調べたり、近隣の地盤データベースや周辺地域の標高等高低差、周辺地域の地質などから、地盤の脆弱性や地盤沈下のリスクがあるかなどを診断します。
土地の購入前や地盤調査前の予備診断にご利用ください。
事前診断はこんな方におすすめです
購入する候補地で迷っている方、土地を買って失敗したくない方など、購入前診断も有効です。
木造3階、軽量鉄骨2階建てまでの建物を建てたい場合には、事前に事前診断を実施し、安心の土地か見極めることがおすすめです。
現在お住まいの土地の診断を行い、土地改良や建て替えの必要があるかを診断することもできます。
セカンドオピニオンとしてもご利用いただけます
2007年の法改正により、建築会社には住宅瑕疵担保責任保険への加入と保証金の確保が義務づけられています。
住宅瑕疵担保責任保険に加入するには、地盤調査報告書を提出しなくてはなりません。地盤調査の結果、地盤改良工事が必要と判断すれば、地盤改良工事がお客様に提案されます。もっとも、地盤改良工事の必要がないのに工事費だけを上乗せされることや必要以上の高額な工事を勧められるなどのリスクもあります。
納得いかない、提案をそのまま受け入れることに疑問があるといった場合、事前診断を行い、適正な提案がなされているかセカンドオピニオンをご提供することが可能です。地盤調査報告書や見積もり資料を拝見させていただき、独自の地歴などの調査も踏まえて診断結果をご報告いたします。